JACA NO.36指針に規定された業務用分煙機器に関する但書
業務用分煙機器を正しく効果的にご使用頂くための注意事項
オゾン利用空気浄化システム委員会の報告書が出来ました。

◆TOPICS◆

 
≪ 目 次 ≫
  ◆ 日本空気清浄協会 技術専門委員会 報告書

    ・ オゾン利用空気浄化システム検討専門委員会 報告書

  ◆ 業務用分煙機器について
    ・ 業務用分煙機器に関して
    ・ 業務用分煙機器を正しく効果的にご使用して頂くために

  ◆ 「国と特に密接な関係がある」特例民法法人への該当性について(公表)

  ◆ JIS規格の正誤表発行について



○「オゾン利用空気浄化システム検討専門委員会」
報告書発行のご案内


オゾン利用空気浄化システム検討専門委員会によって平成12年9月の委員会発足以来1年半の間にまとめられてきた成果が、「オゾン利用空気浄化システム検討専門委員会報告書」として発行されました。

CD−ROM頒布、pdf形式、A4版、全117ページ、定価3,150円(うち消費税等150円)

報告書購入方法はこちら >> 


目次
1.はじめに1
2.委員会の構成2
3.専門委員会の経過3
4.オゾンの物性と反応性5
5.オゾン発生機構とオゾン発生原理8
6.オゾンの分解 
   6 ‐ 1.種々のオゾン分解方法14
   6 ‐ 2.オゾン分解触媒の特性19
7.オゾン濃度測定方法 
   7 ‐ 1.オゾン測定の概要23
   7 ‐ 2.紫外線吸収式オゾン測定器と溶存オゾン測定法29
   7 ‐ 3.半導体式オゾンセンサの諸特性34
8.殺菌作用 
   8 ‐ 1.オゾンの殺菌作用と空気浄化への適用39
   8 ‐ 2.殺菌効果45
9.脱臭作用49
10.空気浄化システムの現状 
   10 ‐ 1.空気浄化システム技術の概要56
   10 ‐ 2.家電製品における空気清浄技術とその応用61
11.オゾン利用空気浄化システムの効果判定法64
12.オゾンの人体影響70
13.オゾン発生源と発生量81
14.室内オゾン濃度の現状と環境基準84
15.室内オゾン関連研究の動向86
16.室内オゾン関連海外文献(翻訳概要) 
   16 ‐ 1.サプライエアフィルタにおけるオゾンの減衰87
   16 ‐ 2.長期連続使用後(5〜8年間)の活性炭フィルタによるオゾン除去90
   16 ‐ 3.環境チャンバーを用いたプリンターからのVOC、オゾン、
         PM10の発生特性に関する研究
94
   16 ‐ 4.オゾン暴露後のカーペットからの臭気酸化物質の発散98
   16 ‐ 5.FLECを用いた建材によるオゾン除去の予備研究103
   16 ‐ 6.美術館内の空気質の現場調査 108
   16 ‐ 7.屋内化学:「オゾンとタバコの煙」111
   16 ‐ 8.旅客機の客室内空気質調査115

執筆者
◆委員会メンバー
 委員長堀 雅宏 (横浜国立大学)
 幹 事入江 建久 (新潟医療福祉大学)
 幹 事野崎 淳夫 (東北文化学園大学)
 池田 耕一 (国立保健医療科学院)山崎 省二 (国立保健医療科学院)
 平沢 真也 (日本エアーテック梶j小金澤一哉 (日本電気ロボットエンジニアリング梶j
 井上 正憲 (高砂熱学工業梶j大谷 光幸 (三建設備工業梶j
 鈴木 輝延 (ダイダン梶j村田 和哉 (リコーエレメックス梶j
 加藤 博 (東洋空気調和梶j岡村 勝郎 (集塵装置梶j
 若松 潤一 (エルゴテック梶j大矢 康裕 (且R武)
 村上 栄造 (樺ゥ日工業社)今  伸一 (ミドリ安全梶j
 岩波 洋 (椛蝸ム組)関根 健司 (三菱電機梶j
 品田 宜輝 (潟eクノ菱和)三宅 教夫 (滑ロ善クリエイト)
 田代 義和 (末質精工梶j佐々木晴子 (ニチアス梶j
 嶋津 和雄 ((社)日本空気清浄協会)
◆協力者
 葛本 昌樹 (三菱電機梶j清水 博則 (荏原実業梶j
 吉栄 康城 (新コスモス電機梶j釜瀬 幸広 (石川島播磨重工業梶j
 古橋 拓也 (三菱電機梶j市川 勇 (元国立保健医療科学院)
 竹見 健 (荏原実業梶j






○業務用分煙機器に関して


  『JACA36業務用分煙機器性能試験方法指針』に規定された業務用分煙機器(以下 同機器)の機能・性能を確認し、その情報をご使用者に正しく伝え誤認を防止し、また使用時に同機器の機能・性能が正しく発揮される方策を以下に公表いたします。

  本指針は同機器の性能を明らかにするための指針であります。また同機器は喫煙対策として禁煙を実施することができず、分煙の方法を採用される時に使用するもので、喫煙を推進するものではありません。
  本指針に記載された業務用分煙機器とは、一般的には本体部・集塵部(集塵電極または集塵フィルタ)・脱臭部・駆動部等で構成されており、その機能・性能は、主に事務所・公共施設等に設置して環境タバコ煙(ETS:Environmental Tobacco Smoke)(以下 タバコ煙)中の粒子状物質を捕集するものでありますが、一部のものは除去されずに通過する場合があります。また、一般にガス類は除去いたしません。したがって、室内の換気を行う必要があります。
  同機器の機能・性能をご使用者へ正しく理解して頂くため、下記の項を実施する事としました。


1.『一酸化炭素などのガス成分は除去出来ない。』『換気をしてください。』の旨を同機器製造会社の各社基準に沿ってカタログやパンフレットに明記しますので必ずご確認ください。

2.同機器が機能・性能を発揮できるよう、別紙『業務用分煙機器を正しく効果的にご使用して頂くために』の内容を公表いたします。この内容については、適宜同機器製造会社の各社基準に沿って、カタログやパンフレットにも明記することにしていますので合わせてご確認ください。
〒103―0007
東京都中央区日本橋浜町二丁目7番5号
伊藤紅浜町ビル3F
社団法人 日本空気清浄協会
会長  横地 明





○『業務用分煙機器を正しく効果的にご使用して頂くために』


  1)正しくご使用いただくために

◆ 同機器はタバコ煙の粒子状物質は捕集しますが,一酸化炭素等のガス成分は除去できませんので、換気を行ってください。


  2)効果的な機能・性能を発揮させるために

◆ 同機器は、周囲の気流の影響により、タバコ煙を効果的に吸い込まなくなることがあります。設置場所の選定にあたり、下記の気流にご注意ください。
  ・空調機器等の吹出し気流。
  ・窓や扉の開放にともなう外気の気流。
  ・同機器より排出された気流。

◆ 同機器は性能を維持するために、集塵部等の定期的なメンテナンス(洗浄または交換)が必要です。
  ・メンテナンスを怠ると捕集性能または吸い込み性能の低下等の原因となります。


  3)周囲(非喫煙者・非喫煙場所)への配慮のために

◆喫煙場所の選定に際しては、喫煙者・非喫煙者相互の理解を得ながら進めてください。

◆喫煙場所から非喫煙場所へのタバコ煙の漏れを防ぐ配慮をしてください。
  ・喫煙室またはパーティション等の間仕切で喫煙コーナーを設置。
  ・空調機器等の配置や風向きを考慮。
  ・非喫煙場所から喫煙場所への方向に一定の気流が生じるように、換気(排気)設備を設置。
  ・同機器より排出された気流が直接非喫煙場所へ吹き出さないよう配慮。

◆喫煙者に同機器の吸い込み範囲を理解して頂き、同機器の吸い込み範囲外での喫煙を防止してください。
 吸い込み範囲内に灰皿を設置する、ご注意表示、喫煙範囲の明示等も有効な方法です。

◆同機器には適正な喫煙人数があります。同時に多数の方が喫煙されると,有効に働かなくなることがあります。適正な喫煙人数については、カタログ、パンフレットにて確認するか、直接同機器製造会社に問い合わせください。

以上






(様式1)

平成21年4月1日
社団法人 日本空気清浄協会

「国と特に密接な関係がある」特例民法法人への該当性について(公表)



  
当法人は、国家公務員法等の一部を改正する法律(平成19年法律第108号。以下「改正法」という。)による改正後の国家公務員法(昭和22年法律第120号。以下「改正国公法」という。)第106条の24第1項第4号及び改正法附則第12条並びに独立行政法人通則法(平成11年法律第103号)第54条の2第1項において準用する改正国公法第106条の24第1項第4号及び改正法附則第10条において準用する改正法附則第12条、職員の退職管理に関する政令(平成20年政令第389号)第32条及び附則第4条、特定独立行政法人の役員の退職管理に関する政令(平成20年政令第390号)第18条及び附則第3条、職員の退職管理に関する内閣府令(平成20年内閣府令第83号)第9条及び附則第3条、並びに特定独立行政法人の役員の退職管理に関する内閣府令(平成20年内閣府令第84号)第8条及び附則第3条の諸規定に関し、「国と特に密接な関係がある」特例民法法人に【該当しない】ので、その旨公表いたします。


[本件連絡先]
電話 03-3665-5591(直通)
FAX 03-3665-5593
電子メール jaca@jaca-1963.or.jp




JIS規格の正誤表発行について


JIS B 9908-2011、JIS B 9916-2010、JIS B 9921-2010、JIS B 9925-2010の正誤表が発行されました。
JISCのJIS検索ページ(http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html)において、「JIS規格番号からJISを検索」で 各規格の番号(「B9908」等)を入力し、表示される規格番号(「JISB9908」等)をクリックすると、規格と正誤表を閲覧することができます。




E-mail:jaca@jaca-1963.or.jp
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