シンポジウム:バイオクリーンの基礎と計画
1.趣旨
近年、バイオクリーンルーム市場が活発化しています。
バイオクリーンルームとは、一部ハザードの技術を取り入れたものも混在します。
こういった社会背景から、半導体のクリーンルームとどう違うのか、何をベースに計画をして行くのか、またどういった管理・除染が必要なのかを3名の講師をお招きし、バイオクリーンルームの基礎と計画について紹介して頂きます。
つきましては、会員諸氏のみならず多くの方にご参加賜り、日頃の業務のご参考にして頂きたく、多数のご参加を宜しくお願い申し上げます。
2023年1月
公益社団法人日本空気清浄協会
会 長 藤井修二
事業委員 高澤優志
長島雅明
2.日時
2023年2月20日(月)
受付:12時30分より 開講:13時
3.場所
連合会館 402会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
※WEB(ZOOM)での受講も可能です。
※会場で受講される場合は、マスクの着用をお願い致します。
4.主催
(公社)日本空気清浄協会
5.参加費(税込)
会 員 | 非 会 員 |
17,600円 (内消費税1,600円) |
22,000円 (内消費税2,000円) |
一名につき テキスト代を含む。
*2月13日までにお振り込みください。
6.定員
30名(会場)
7.申込方法
申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(公社)日本空気清浄協会までFax(03-3665-5593)、E-mail(jaca@jaca-1963.or.jp)または郵送にてお送りください。
申込書をお持ちでない方
お申込FAX用紙を印刷して内容ご記入の上お送りください。その際、「その他連絡事項」欄にご希望の受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記ください。
E-mail
「バイオクリーンシンポジウム申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)、希望受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記の上、jaca@jaca-1963.or.jpまで送信ください。
申込フォーム
イベント申込フォームより、内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。その際、「その他連絡事項」欄にご希望の受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記ください。
・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。
・参加申込のキャンセルは、シンポジウム開催日前日までにご連絡ください。事前にご連絡なく欠席された場合は、テキスト送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。
8.申込先
公益社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-7-5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591 FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp
9.プログラム(敬称略)
講師:柳 宇(工学院大学) | 時間:13:00~14:00 |
【講演題目】 バイオロジカルクリーンルーム(BCR)の基本事項と適用例 1. BCRとは 2. BCRの方式 3. 食品医薬品工場のBCR 4. 手術室のBCR 5. 手術時微粒子と微生物粒子発生の実態 |
【内容】 本講演はBCRの基本事項、適用例、運用実際について解説する。基本事項においては、BCRの構成要素と室内空気清浄度形成のメカニズム、適用例においては、食品医薬品工場のBCR、病院手術室のBCRの事例について解説する。また、運用実際においては、講演者らが行った開胸手術と内視鏡手術時の微粒子と微生物粒子の測定結果について説明し、“静的環境”(室内発生がない)と“動的環境”(実際運用時)の違いについて解説する。 |
講師:木場裕介(日立グローバルライフソリューションズ(株)) | 時間:14:00~15:00 |
【講演題目】 バイオロジカルクリーンの計画の概要 1. バイオロジカルクリーンルームの計画、設計、施工 2. バイオロジカルクリーンルームの運営、メンテナンス |
【内容】 バイオロジカルクリーン施設の計画の進め方。設計、施工にあたっての注意事項。施設の運営、メンテナンスを行う際の留意点を実際の案件例をもとに解説。現在、施設の建設を考えられている方、設計、施工を行われている方、施設を運営されている方に、主要なポイントを提示し、今後の活動に少しでも役立てて頂くことを目的とします。 |
休憩10分 | |
講師:杉浦彰彦((株)イカリステリファーム) | 時間:15:10~16:10 |
【講演題目】 バイオクリーンルームの維持管理における除染と環境モニタリングについて 1. BCRの主な利用と施設について 2. BCRの特徴と機能について 3. BCRの環境モニタリングについて 4. BCRの維持管理に必要な清掃、洗浄、消毒、除染について |
【内容】 バイオクリーンルーム(BCR)は多くの市場で利用され、製品の品質の保持のために安定的に寄与している。無菌製造や微生物・生物取扱いの製造・研究において、環境中に存在する微生物からの影響を最小限とするために常日頃から維持管理に必須である環境モニタリング手法や清掃、洗浄、消毒、除染の利用がある。今般、これらの手法に用いられている各種環境モニタリング、クリーンアップについて紹介致します。 |
このシンポジウムは、(公社)空気調和・衛生工学会及び(一社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。 |