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公益社団法人 日本空気清浄協会|JACA

JACA (Japan Air Cleaning Association)

クリーンテクノロジー初級講座:いま知っておきたい快適・安全な室内空気環境の心得

1.趣旨

 公益社団法人である日本空気清浄協会が行う公益目的事業の一つとしてクリーンテクノロジー講座があり、空気清浄に関する実務経験の浅い方々を対象とした初級講座「いま知っておきたい快適・安全な室内空気環境の心得」を会員、非会員を対象に開催いたします。
 近年、住まいや職場での空気環境は従来に増して快適さにプラスして安全・安心な質を求められる状況になっています。
 空気の吸入は人が生きていく上で必要不可欠な行動であり、その場の空気を呼吸しておりますが、その品質に関しては安全なものと信じて、あまり認識していないことが散見されます。しかし実際の空気中には多種多様な浮遊物質が存在しており、それらが人に対して有害に働く場合があります。例えば感染症に関するインフルエンザウイルスやシックビル・シックハウス症候群における建材などから発する揮発性有機化合物(VOC)、更に東日本大震災に由来する放射性物質など快適・安全を阻害する各種の要因が挙げられます。
 今回はまず空気の一般的性質から始まって、空気中に存在するガス状物質、浮遊微生物、放射性物質など有害物質に関する挙動やこれらの濃度を低減させる換気、室内臭気の原因調査と対策、フィルタなど基礎的な事項から現場での制御技術、更には最新の動向までを関連分野の6名の講師によって本分野で経験の浅い方々を対象に判り易く紹介していただきます。
 つきましては、会員諸氏のみならず多くの方にご参加を賜り、日頃の業務のご参考にしていただきたく、多数のご参加をお待ちしております。

2024年5月
公益社団法人日本空気清浄協会
会  長 藤井修二
事業委員 佐々木賢知
     山本 和

2.日時

2024年8月8日(木)
受付:9時30分より 開講:10時

3.場所

連合会館 404会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。
※WEB(ZOOM)での受講も可能です。

4.主催

(公社)日本空気清浄協会

5.参加費(税込)

会 員 非 会 員
23,100円
(内消費税2,100円)
29,150円
(内消費税2,650円)

一名につき テキスト代を含む。
*8月1日までにお振り込みください。

6.定員

20名(会場)

7.申込方法

申込書をお持ちの方
必要事項ご記入後(公社)日本空気清浄協会までFax(03-3665-5593)、E-mail(jaca@jaca-1963.or.jp)または郵送にてお送りください。

申込書をお持ちでない方
お申込FAX用紙を印刷して内容ご記入の上お送りください。その際、「その他連絡事項」欄にご希望の受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記ください。

E-mail
「クリーンテクノロジー初級講座申込」、氏名、会社名、所属、所在地、電話、FAX、申込種別(会員、非会員)、希望受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記の上、jaca@jaca-1963.or.jpまで送信ください。

申込フォーム
イベント申込フォームより、内容ご記入の上、送信ボタンを押してください。その際、「その他連絡事項」欄にご希望の受講方法(会場、WEB(ZOOM))を明記ください。

・受付後、請求書を発行致します。
・ご入金は、銀行振込又は郵便振替にてお願いします。
・参加申込のキャンセルは、講座開催日前日までにご連絡ください。事前にご連絡なく欠席された場合は、テキスト送付に代えて参加費をいただきますので、どうぞご了承ください。

8.申込先

公益社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-7-5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591  FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp

9.プログラム(敬称略)

挨拶 時間:10:00~10:05
講師:鍵 直樹(東京工業大学) 時間:10:05~11:05
【講演題目】 室内空気環境と健康影響
1. 室内空気環境と室内空気質
2. シックビル症候群とシックハウス症候群
3. 室内環境に関する各種法規と室内二酸化炭素濃度
4. 室内空気の清浄化
【内容】
室内における空気環境と室内空気質について概説し、シックビル症候群、シックハウス症候群、化学物質過敏症などの室内空気汚染を起因とする健康影響について述べる。また、空気質に関わる建築物衛生法やその他の法規についてその基準、指針の意味について解説するとともに、対策として室内空気の清浄化について述べる。
講師:松木秀明(東海大学) 時間:11:05~12:05
【講演題目】 空気中浮遊微生物の挙動と健康影響
1. 感染症の成り立ちと空気感染
2. 新型コロナウイルス感染症・結核等の疫学
3. 感染症の予防
4. 空気中浮遊微生物の環境基準と低減対策
【内容】
病原体が人の体内に侵入して増殖するのを感染という。感染経路のなかで空気中の微粒子や水滴に微生物が付着して感染するものが空気感染である。空気感染による主な疾病であるインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、結核等について、空気中浮遊微生物の挙動と健康に及ぼす影響及びその具体的な対策について紹介する。
昼 食 休 憩 60 分
講師:下 道國(元 藤田医科大学) 時間:13:05~13:35
【講演題目】 室内の快適性にかかわる空気中放射性物質
1. 空気中に存在する放射性物質
2. 放射線の基本的な特性
3. 放射線の健康影響
4. トピックス
【内容】
空気中には微量の天然の放射性物質が浮遊しているが、なぜ存在しているのかについて解説する。次いで、放射線種類、エネルギー、半減期などの基礎的で重要な項目について解説し、ヒトへの影響のメカニズムと、どの程度の量ならばどのような影響があるのかを解説し、最近の幾つかのトピックスについて紹介する。
講師:村上栄造((株)朝日工業社) 時間:13:35~14:35
【講演題目】 室内に漂う臭気・VOCの原因調査と対策
1. 嗅覚特性とVOCの有害性
2. 臭気・VOCの原因調査
3. 空気清浄技術の原理と特徴
4. 対策の進め方と空気清浄機の効果予測
【内容】
臭気・VOCが漂う室内環境を改善するには、(1)発生原因の究明、(2)汚染物質の特定、(3)汚染物質の発生抑制、(4)汚染物質の除去、という手順で進められる。本講座では、この一連作業をスムーズに進める上で重要と思われる事項を解説する。また、換気と空気清浄機の導入効果を簡単な計算モデルで予測して設計する方法を紹介する。
休 憩 10 分
講師:今野貴博(進和テック(株)) 時間:14:45~15:45
【講演題目】 エアフィルタの構造と性能
1. エアフィルタの分類
2. 各種エアフィルタの構造と基本性能
3. エアフィルタに関する各種規格
4. エアフィルタの性能評価法
【内容】
空気清浄に欠かすことができないエアフィルタに関して、分類や構造、基本性能などの基礎を、JISやISOなどの各種規格や性能評価方法と併せて解説する。
講師:諏訪好英(芝浦工業大学) 時間:15:45~16:45
【講演題目】 空気交換と清浄度を考慮した室内気流設計
1. 室内における気流設計の重要性
2. 室内気流の役割
3. 換気の理論および換気性能の評価指標
4. さまざまな室内における気流設計の例
5. 気流シミュレーションの概要
【内容】
熱や清浄度などを対象とした室内環境の制御において重要な役割を担う気流の設計方法について解説する。まず気流の役割やその基本性能である換気の理論、換気性能の評価指標について解説した後、クリーンルーム等さまざまな室内における気流設計の事例を紹介する。また気流設計に必要となる気流シミュレーションについてもその概要を紹介する。

 

この講座は、(公社)空気調和・衛生工学会及び(一社)建築設備技術者協会のCPDシステムのポイントの対象となります。

第6回 空気清浄士(一般(旧基礎)コース)認定セミナー

(2024年度の一般コース(旧基礎コース)は、この1回の開催のみで、次回は2025年度の予定です。)

1.趣旨

 クリーンルームに代表されるコンタミネーションコントール(CC)技術は、半導体産業のような精密電子機器のみならず、食品産業に加えて、医薬品産業や病院等の多岐にわたる産業分野において清浄かつ制御された環境を創出する基幹技術となっています。また、これらの技術に関係する規定は、ISO14644に代表される国際規格として整備されており、我が国のJIS規格もこれらの国際規格を踏襲する形で整備されてきました。
 これらのISO規格を整備する国際団体であるICCCS(国際CC協会連合)は、ISO規格に準拠したCC技術に関する資格の認定制度を各国の加盟協会が発足させた場合、当該団体がICCCS教育部門(IEC)に認定ガイドラインに沿って申請してIECが認定すれば各国の団体の資格が国際的な資格として有効になります。当協会の本「一般コース」も2024年1月にIECから認定されました。そのため、本コースに合格した場合には、IEC認定資格として登録が可能になりました。
 この点に鑑み、公益社団法人 日本空気清浄協会(以下、協会)空気清浄士(Cleanroom Technology Professional)認定委員会では、IECの認証制度に則した空気清浄士の資格制度を整備し、今回の認定セミナーを立ち上げるに至りました。
 空気清浄士認定セミナー(以下、認定セミナー)は、一般と専門の2つのコースに分かれています。一般コースは2日間の講義を行い、2日目の最後に筆記試験を行って一定以上の得点を取った受講者が合格となり、空気清浄士(CTP一般)の資格が与えられます。その後、一般コース合格者は専門コースで講義と実習を2日間受講し、筆記試験を受験して一定以上の得点を有した人に空気清浄士(CTP専門)の資格が与えられます。
 本一般コースは、クリーンルームを含むこれらの施設の設計者や施工者、管理者を対象に、CC技術及びそれをサポートするクリーンルームに関して、基礎的な知識を提供し、CC技術を理解したうえでの当該施設の設計、施工、管理に寄与する人材を輩出し、空気清浄士(CTP一般)の資格を与えることを目的としています。
 このコースにより、CC技術とクリーンルームの概要、関連規格(国際規格と国内規格)、汚染物質と対策、空気清浄化システム、フィルタとクリーン化設備、クリーンルームの計画と設計、クリーンルームの施工管理、クリーンルームの性能評価と試験法、クリーンルームの維持管理とモニタリングに関する基礎知識が習得されます。このコースは、CC技術とクリーンルームに従事するすべての専門家にとって共通する基礎知識を提供するプログラムとして設計されています。
 そこで、以下の要領で一般コース認定セミナーを開催しますので、奮ってご参加下さるようご案内いたします。認定セミナー終了後筆記試験を実施し、筆記試験合格者に認定証を発行致します。認定証を発行した方々のお名前は、協会の資格取得者名簿に登録し、ホームページに掲載致します。認定証の有効期限は、発行日より5年目の年末で、有効期限が切れる前に更新セミナーを実施致します。更新セミナー受講により有効期限5年間の更新セミナー認定証を改めて発行致します。

2024年4月1日
公益社団法人日本空気清浄協会
空気清浄士認定委員会 委員長 並木 則和

2.日時場所

2024年8月5日(月)、6日(火)(2日間)
連合会館 204会議室(2F)
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL 03-3253-1771
*アクセスマップについては、こちらをご参照ください。

3.主催

(公社)日本空気清浄協会 空気清浄士認定委員会

4.参加費(税込)

会 員 非 会 員
66,000円
(内消費税6,000円)
99,000円
(内消費税9,000円)

*7月22日までにお振り込みください。

5.参加資格

特にありません。

6.定員

90名

7.申込方法

下記書類をお送り下さい(先着順になりますので、FAX又はメールでお申込ください)。請求書及び受講票を発行いたします。
申込書(様式1)

8.申込締切

2024年7月15日
※ただし、定員に達した場合は期日前に締切となります。ご了承ください。

9.申込・お問合せ先

公益社団法人日本空気清浄協会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-7-5 伊藤紅浜町ビル3階
TEL 03-3665-5591  FAX 03-3665-5593
E-mail jaca@jaca-1963.or.jp

10.ホテル

宿泊が必要な方は、各自直接予約して下さい。

11.カリキュラム

*なおカリキュラムは都合により変更する場合がありますのでご了承下さい。

8月5日(月)
9:45~10:45(60分) 1.概論 空気清浄士の位置づけ、コンタミネーションコントロールとクリーンルーム、規格・指針類
休 憩 10 分
10:55~12:10(75分) 2.クリーンルーム基礎編 空気清浄化システム
昼 食 休 憩 45 分(お弁当あり)
12:55~14:10(75分) 2.クリーンルーム基礎編 汚染物質の種類/対策
休 憩 10 分
14:20~15:20(60分) 2.クリーンルーム基礎編 エアフィルタ
休 憩 10 分
15:30~16:15(45分) 2.クリーンルーム基礎編 クリーン化設備
休 憩 10 分
16:25~17:40(75分) 3.計画/設計/施工編 クリーンルーム計画、設計、施工

 

8月6日(火)
9:30~10:45(75分) 4.CRの性能評価編 共通事項(試験項目の選択/基準性能試験方法)
休 憩 10 分
10:55~11:55(60分) 4.CR性能評価編 バイオ系(微生物測定方法)
昼 食 休 憩 45 分(お弁当あり)
12:40~13:40(60分) 5.維持管理編 共通事項(日常管理、清掃、事例)
休 憩 10 分
13:50~14:50(60分) 5.維持管理編 バイオ系(日常管理、清掃、滅菌・消毒、事例)
休 憩 10 分
15:00~15:10(10分) 質疑応答、試験問題・答案用紙配付
15:10~16:30(80分) 筆記テスト  配付テキスト、電卓使用可
16:30~16:45(15分) 試験問題・答案用紙回収、アンケート回収